渡 嘉 敷 島(とかしきじま)
慶良間諸島は那覇の西方約20kmに位置し那覇から最も近い島々である。
ほとんどが山地で随所にきれいなビーチがあって地形も風景も変化に富んでとてもきれいである。
慶良間は「世界で2番目にきれいな海」とも言われ、那覇から近くこともあって沖縄内外から海水浴やダイビングなどの観光産業が発達して人口も安定している。
また慶良間諸島付近は冬にはクジラが多く訪れるため、最近はホエールウォッチングが盛んである。
観光化が進んで他の離島のようなひなびた雰囲気は薄れているが、その海の美しさは素晴らしいとしか言いようがないのである。
沖縄戦では連合軍の大艦隊の停泊地になったことから島民の大量集団自決など被害は筆舌に尽くしがたく、海域に停泊中の艦船に対しては約2,000機の日本軍機が特攻攻撃で散っていったという。
現在この美しい海を見ているとそのような惨劇があったことは想像もつかないのであるが。
渡嘉敷島は慶良間諸島の中では最も那覇から近く、フェリーでも70分、高速船だと25分しかかからない。
南北約10km東西約2〜3kmの細長い島で、面積は20km2、人口は約700人である。
阿波連ビーチと渡嘉志久ビーチの2つのビーチはどちらもすごくきれいで、ちょっと沖まで行くと魚も多く見れてシュノーケリングでもかなり楽しめる。
明治から昭和30年代までは大規模なカツオ漁業の基地となっていたらしい。
僕がこの島を訪れた時(平成13年10月)は、9月の台風16号に伴う豪雨で渡嘉敷地区と阿波連地区を結ぶ村道が大規模に決壊し、阿波連地区が陸の孤島となり往来は臨時船でとなっていた。
(平成14年1月仮設道路が全面開通し元の姿を取り戻しています)
(2001年10月撮影)
那覇の泊港にて。渡嘉敷行きのフェリーけらま。 |
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渡嘉敷島の全貌。 |
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渡嘉敷港に入港 |
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陸の孤島となっている阿波連地区に向かう臨時船 |
島最南端部を回って西側へ。 |
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阿波連漁港に到着。 |
阿波連ビーチは長く弧を描くとても美しいビーチ。向うに見えるのは慶留間島・阿嘉島など。 |
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島南部の東海岸。 |
島の最南端部を展望する。最南端には灯台がある。 |
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最南端付近の静かな海岸。 |
夕陽が沈んだばかりの阿波連ビーチ。とても静かできれいだった。 |
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朝の阿波連ビーチ。 |
阿波連ビーチ。夏場は多くの人で賑わうがさすがに10月末ともなると閑散としている。 |
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向うに阿嘉島・慶留間島・座間味島や無人島などがきれいに見える。 ここに広がる海域がまさに連合軍の大艦隊が停泊し、それに向かって特攻機が次々と散っていったところなのである。 2,000機の特攻攻撃により米軍の艦船30隻が撃沈、兵士5,000名が葬り去られた。 |
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阿波連ビーチから近いクバ林。 |
阿波連の集落。琉球民家は残っていないが、フクギ並木が残っている箇所はあった。 |
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左:慶留間島。 右:阿嘉島 |
台風被害で孤立した阿波連集落から渡嘉志久まで臨時船が出ているがシケなどで欠航すると大変である。そこで裏山にある森林公園から渡嘉志久まで林を伐採して仮設歩道が作られた。 ここを上り下りするのは相当な苦労が必要である。 渡嘉志久まで出ると渡嘉敷までの道路は健全である。 |
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こちらもきれいな渡嘉志久ビーチ。 |
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渡嘉志久ビーチは阿波連ビーチよりは少し規模が小さいが静かである。 |
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ガケ崩れで道路が寸断された地点は渡嘉志久地域のすぐ上である。 相当ひどい崩れかたであり復旧には大工事を要しそうである。 |
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別の展望台から見た渡嘉志久ビーチ。 |
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戦跡碑。 沖縄本島上陸に先立ち米軍は停泊地確保のために慶良間の島々に徹底的に空爆・艦砲射撃を浴びせた。 島民はこれら攻撃で亡くなったほか「米兵が上陸してきたら皆惨殺される」と集団自決をして大部分が亡くなっていった。 集団自決は農具や縄などを使って、息子が年老いた両親を、夫が嫁を、子どもを親が殺すという悲惨なものだったという。狂人的になって既に死んでいる我が子を何度も石に叩きつけるという光景もあったらしい。 |
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民宿とよ乃 |
阿波連小学校 |
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阿波連ビーチでシュノーケリングした。 あいにく曇っていたがとてもきれいな海だった。 |
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イバラカンザシ? 小さいイソギンチャクみたいなので2cmくらい。近付くとピュッと引っ込む。 |
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イバラカンザシは岩にたくさん付いている。 いろんな色があっておもしろい。 |
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クマノミ |
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砂地がきれいである。 晴れてたら最高にきれいだと思う。 |
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また臨時船で渡嘉敷港に帰る。 最南端を回って東海岸に出たところ。 |
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帰りは高速船マリンライナーとかしき。 |
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渡嘉敷漁港。 |
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マリンライナーとかしきの内部。 きれいでとても快適で速い船である。 |
泊港に帰って来た。浮かぶフェリーは左から、阿嘉・座間味行き、渡嘉敷行き、粟国行き、久米島行きである。 |
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